2018年12月26日水曜日

趣味の外国語を続けるコツ





私は英語、中国語の他に、ドイツ語、イタリア語も少しかじっています。そこで最近発見したのは

もしかして語学を趣味にするなら、とにかく「勉強を止めないことを目標する」のが一番効率がいいかも、ということです。私にとって、英語、中国語は仕事だから、真面目がんばれますが、趣味の外国語のドイツ語、イタリア語となると、優先順位が下がるので、なかなか勉強に時間をさけません。これじゃあ覚えるより忘れるほうが多いよ、というレベルが続き、なんとなく勉強から遠のいて… やってはやめ、やめてはまた始める。 ドイツ語は中級(新聞や小説がかろうじて読める)までいったのですが、その頃書いた、ドイツ語の日記は今や全く意味が分からない始末。 5分でいいから毎日していたらこんなにもすっからかんに忘れてはいないはず、と猛烈に反省した次第です。


そこで、気を取り直して、最近、勉強再開を決めました。 さあ、まずは復習しなくては、と本屋さんへ行って教科書を買って来ると、なんと、本棚に初級の本がすでにもう4冊並んでいました。 イタリア語も然りで、これまた再開のための本を買ったらなんと6冊目でした。 トホホ…  これに対し、英語、中国語の初級本は1冊のみ。 中級、上級に行っても核になる教科書は合計でも数冊のみです。 しかし、多読したのは数知れずです。 「ああ、ここが成功不成功の分かれ道だったんだ!」 教科書は良いものを徹底的に、多読はむさぼり読んで、がコツでした。



今回のドイツ語、イタリア語再開にあたっては、1冊を徹底的にやることを心に誓いました。川上にこいで行く舟のように、とにかく少しでも進ませよう、こぐのをやめたら川下にもどってしまうから。

舟をあきらめず、こぎ続けることにだけ留意して。 






多読の効能

 外国語学習から多読を考えてみると、その効用はとても大きいです。多読がいいということはかなり浸透してきているようですが、実行している人はまだそう多くはないようですね。たぶん、効果の大きさが学習中に、はっきりと形にならないので、気付かれないためでしょう。 単語を丸覚えして翌日のテス...